【サッカーマーケティング④】すべては”きっかけづくり”から始まる集客術

ホームゲームの平均観客数が、2014年5,062名に対して、2016年12,846名(10/26現在)と2.5倍になったアビスパ福岡。
単純に考えると、半数以上の方が何らかのきっかけで新たにアビスパの試合を見たきたといえます。
友だちに誘われたり、子どもの引率だったり、ゲストにファン(先日はHKTがゲストでした)だったり、きっかけはそれぞれです。

今回は、ひょんな事がきっかけで、アビスパ福岡にはまってしまった事例を紹介します。

 

サッカースクールがきっかけで

ひとつめは、私の友人の話です。
彼女は大学時代、私がアビスパ福岡の試合に誘っても一度もノッてくれたことがありませんでした。
野球は観に行っていたのに。笑。

時が過ぎ、お互い家族を持ち、久しぶりに再開したのは、なんとレベルファイブスタジアムでした。

きっかけは、お子さんがアビスパ福岡が運営するサッカースクールに入会したことでした。
アビスパ福岡のサッカースクールは、誰でも入会できるのですが、スクール生はアビスパの試合をタダで観戦することができる特典がついています。
もちろん、子供だけでスタジアムに行かせるわけにはいかないので、親である彼女が連れて行きます。
何度も試合を見せに連れて行くうちに、お目当ての選手ができてしまい通うようになったそうです。
今では家族みんなファンクラブに入るサポーターです。

近所にサッカースクールがなければ、また観戦無料のスクール生特典がなければ、彼女はアビスパ福岡の試合を観ることはありませんでした。

 

健康教室がきっかけで

今日も、アビスパ福岡の練習場で熱心に練習を見ているおばあさん(Aさん)。
実は、去年まで、アビスパどころかサッカーにも興味がありませんでした。
今では、ホームゲームは毎試合行き、関東や関西などの試合にも応援に行くなど、立派なサポーターです。

なぜ、彼女はサポーターになってしまったのでしょうか?
きっかけは、なんと健康教室でした。

アビスパ福岡は、介護予防事業として、健康教室を定期的に開催しています。
ある日、Aさんはその健康教室に参加し、アビスパ福岡の存在を知りました。
アビスパ福岡に興味を持ったAさんは平日でも練習場に行けば、アビスパの選手を観ることができることを知り、興味本位で練習会場のある雁の巣レクリエーションセンターへ。
そこで、練習している選手たちの中に、自分好みの選手を見つけ、一気にアビスパ福岡にのめり込んだのでした。

アビスパ福岡が、Jリーグの試合でしか接点を持っていなかったとしたら、彼女はサポーターになることも、アビスパ福岡を知ることもありませんでした。


 

接点を持つためのきっかけ作りが大切

インターネットにおける集客マーケティングについても、同じようなことが言えます。
製品やサービスに直接関係のないことであっても、何がきっかけで知ってもらえるかはわかりません。

情報を発信することで、今後顧客になるであろう方と接点を持てることができるようになります。
接点を持てばコミュニケーションを行うことができます。人は接触回数が増えれば、好意度も比例して増えていくと言われています。
好意を持ってもらえると、理解したくなり、その後、成約へとつながっていきます。


まず、接点を持つことが大事。
そのために、コンテンツマーケティングを活用してはいかがでしょうか。
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