今さら聞けない!BtoBマーケティング超入門 ④ WEBマーケティングを学ぶ

BtoB企業においてWEBマーケティングのメリットは、飛び込み営業で企業訪問数を競わなくても、向こうから見込み客がやってくること。詳細なデータ分析が可能なこと。
ですが、WEBマーケティングにも色々な手法が存在し、さらにそれぞれにメリット・デメリットがあり「どれを選んだらよいのか分からない」という方もいるのでは。
そんな方のために、WEBマーケティングの手法のいくつかと選び方をみてみましょう。

 

ぜひ取り組んでほしい SEO対策

SEO対策とは、検索エンジン(GoogleやYahooなど)で、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。
検索エンジンの検索結果の上位に自社の社名なり、サービスなりが表示されれば、多くの人の目に止まるようになり、知名度が上がりますね。

SEO対策には最初の一歩として考えるべきものは、
・見込み客となるユーザーがどんなものを望むかのニーズを理解する
・どんなことで悩み、どんなワードで検索してサイトに来るかを理解する

そこで出てきたニーズ・ワードでSEO対策を行います。
結果、悩みを抱えた見込み客がサイトに訪れ、コンバージョン(購入や資料請求など)が上がり、新規開拓ができるというわけです。
デメリットは、対策自体がGoogleに依存することが多く、Googleが方針を変えるとその度に対策をする必要があったり、ペナルティがあったりすることですが、コストも低く、リスクも少ないのでぜひ取り組んでほしい施策です。

活用次第で可能性が広がる SNS

SNSはソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略字。人と人とのつながりをネット上で行うサービスのことです。
Facebook、Twitter、LINE、Instagramなど、利用している方も多いのではないでしょうか。
SNSを新規開拓に活用というとBtoC企業の話のようですが、今やBtoB企業の7割近くがSNSに取り組んでいるというデータもあります。

活用事例としては、自社WEBサイトやブログに誘導する「集客経路」としてコラムやセミナーレポートなどの見込み客に役立つ情報を告知したり、
自社WEBサイトやブログにSNSのシェアボタンを設置して、見込み客がコンテンツを「拡散」しやすくします。

新商品の内容など会社の最新情報、サービスの紹介、ブログやオウンドメディアの告知などを定期的にSNSに投稿し、ブランディング向上や業績アップにつなげている企業も出てきています。

 

番外編)製造業向け技術情報サイト イプロス

イプロスは、BtoB製造業のエンジニア向け製品・技術情報サイト。製造業に特化した国内最大級のデータベースです。
見たことがない方のために簡単にいうと、機械や電子部品、IT商品といった幅広い商品のカタログサイトといった感じです。
ここから購入はできず、問い合わせとカタログのダウンロードのみ。 多くの製造業企業や商品、サービスが並んでおり、探している商品群の比較検討が容易に行えます。
よい技術を持っていても知名度が低くては業績につながりません。 こちらのサイトに掲載しておくことで、多くの「課題を解決したい」や「こんなものが欲しい」を持った企業が閲覧し、資料請求に結びつくという訳です。
会員登録は無料。興味のある方はまず登録をしてみては。

★イプロスのサイトはこちらから

 

今、BtoB企業が注目するコンテンツマーケティング

ここ数年で、大きく注目を集めているのがコンテンツマーケティング。
見込み客の欲しい情報を継続的に提示し、購買・ファン化までを得意とするコンテンツマーケィングは、BtoB企業でも有効です。
BtoB企業は取引先候補の業種や要件がある程度決まっているため、 ターゲット層にアプローチするコンテンツを供給しやすいという取り組みやすさもメリットです。

企業の見込み顧客の多くは、なにか悩みや問題を抱え、その解決方法を求め検索をします。その検索結果に、悩みの答えがあればクリックして読むことでしょう。そこから資料請求なり、問い合わせ電話などコンバージョンにつながることが多いのです。
見せ方やコンテンツの内容に工夫が必要ですが、これから導入する企業が増えるのは間違いないでしょう。

★BtoB企業のコンテンツマーケティングについてオススメの一冊はこちらから
★コンテンツマーケティングをもっと知りたいという方はこちらの記事をご覧ください

 

おわりに

新規開拓における、WEBマーケティング手法の概要を見てみました。
自社に合うものはありましたか?
WEBマーケティングは、分析がしやすいのが特徴です。そこを活かしつつ、改善を重ねて新規開拓につなげていきましょう。