【セミナーレポート】明星和楽'テックデイ'に参加してきました

クリエイティブとテクノロジーの祭典、明星和楽。
2011年から始まった同イベントは今回が5回目。
「テクノロジーを魅力的にできないか?」という考えに基づいた
企画が福岡市内の各所にて開催されました。
今年は初の試みとして明星和楽前日にビジネスカンファレンス「テックデイ」を開催。
福岡をはじめ東京や台湾などから集った最先端のテクノロジーに関わるリーダー達が
今後のビジネスに必要な知識やアイディアに関するセッションを繰り広げました。
今回はその中のひとつ、
デジタルマーケティングについてのパネルディスカッションについてレポートします。

セッションにはランサーズ谷脇氏とアンダス平野氏が登壇。
それぞれの自己紹介と企業の取り組みについての紹介があった後、平野氏がファシリテーションをしつつ、会場の質問に谷脇氏が答えるというQ&A形式で行われました。
その中から盛り上がりをみせた2つの質疑応答をピックアップしてご紹介します。
収益サイトからの自然流入を画策したり、マス広告を打つことが一般的でした。
時代は変わり、スマホの普及によりネットの接触時間が増加し、
広く人々に浸透してきました。
これにより次の2つの変化がおきました。
1.消費者の行動パターンに変化が起きた
2.企業側はマーケティングに活用可能なデータが取りやすくなった
アメリカでのアドブロックの普及にみられる”広告離れ”の流れは絶対に日本にも来ます。
そして、福岡は今でもダイレクトマーケティングが多いのですが、
見込みユーザー・検討ユーザーは減少傾向にあります。
そんな中、例えてみるならば、従来の狩猟型の見込み客獲得から
農耕型へ変える必要が出てきました。
お客さんをどこからかとってくるのではなく、お客さんをつくっていく。
このような考え方がますます重要になってきているのです。
例えばニキビの応援サイト、ニキペディア。
世の中のニキビにお悩みの方に向けて、「ニキビ×◯◯」に関する情報を沢山の
記事で提供しており、悩みがあってもここにくれば解決できるような内容になっています。
このサイトを作っているのは、ニキビケア商品「プロアクティブ」を販売している
ガシーレンカージャパンさん。
消費者がニキビに悩む→ググる→ニキペディアで悩みを解決するという流れを作ることによって
潜在顧客との接点を持った上で、プロアクティブの購入につながるお客さんを
自らつくり出していく、育てていくことに成功しています。
ユーザーが探しているものをネット上で提供するということは、それ自体がSEO対策にもなりますし、このようなことをすることによって、従来では捉えることができなかった見込み客層が獲得できています。
「良質なコンテンツ製作」が最も多い回答でした。
従来はコンテンツ製作にあたって、専属のライターと契約したり、社員をあてたりするケースが多く、コストもかかり、ネタもつきやすいということがありましたが、
クラウドソーシングの登場によって、アウトソースをする企業が非常に増えています。
また、外部のリソースを活用しながら運用している企業に対しての質問で
「アウトソーシングしている業務はなにか?」について一番多かった回答もダントツでコンテンツ製作でした。
やはり定期的にコンテンツを量産していくのは簡単ではないので、まずは製作リソースを確保することが大切ですね。そしてただ製作すればよいというわけではなく、そこでの質を担保することが重要になってきます。
質を担保していく上では、ビジネスの基本ですが、PDCAをまわすことが重要です。
デジタルの強みはデータが取れること。その強みを生かして、ただ記事を書くのではなく、書いた記事に対して目論見通りの反応が得られたか検証を行うことができます。
思い通りにいかなかった部分については、改善策を考えそれを実施してみて再検証。その繰り返しを行なっていきます。
具体的には読了率や、滞在時間などをみながら、内容の改善をおこなったり、表示のさせ方を見直したりしていますが、きちんとPDCAをまわせば必ず結果を出すことができます。

内容に関する質問についても活発に行われ、コンテンツマーケティングに対する関心度がとても高いことが感じられました。まだ実践している企業が少ない福岡においても今後ますます広まっていきそうです。
最後に両氏から結びの言葉であったのは、「まずは、怖がらずにいろいろ実践してみてください」とのこと。またランサーズでは西日本新聞メディアラボと協業し、九州でコンテンツマーケティングを広めるべく、セミナーを実施中。そもそもどういうものなのか?というところからはじまる、コンテンツマーケティングの基本がわかる内容で、無料で受講できます。興味のある方は問い合わせを。
2011年から始まった同イベントは今回が5回目。
「テクノロジーを魅力的にできないか?」という考えに基づいた
企画が福岡市内の各所にて開催されました。
今年は初の試みとして明星和楽前日にビジネスカンファレンス「テックデイ」を開催。
福岡をはじめ東京や台湾などから集った最先端のテクノロジーに関わるリーダー達が
今後のビジネスに必要な知識やアイディアに関するセッションを繰り広げました。
今回はその中のひとつ、
デジタルマーケティングについてのパネルディスカッションについてレポートします。

セッションにはランサーズ谷脇氏とアンダス平野氏が登壇。
それぞれの自己紹介と企業の取り組みについての紹介があった後、平野氏がファシリテーションをしつつ、会場の質問に谷脇氏が答えるというQ&A形式で行われました。
その中から盛り上がりをみせた2つの質疑応答をピックアップしてご紹介します。
Q.コンテンツマーケティングって何?流行ってるの?
従来の「見込み客集め」は広告出稿をして他サイトからリンクを貼ったり、収益サイトからの自然流入を画策したり、マス広告を打つことが一般的でした。
時代は変わり、スマホの普及によりネットの接触時間が増加し、
広く人々に浸透してきました。
これにより次の2つの変化がおきました。
1.消費者の行動パターンに変化が起きた
2.企業側はマーケティングに活用可能なデータが取りやすくなった
アメリカでのアドブロックの普及にみられる”広告離れ”の流れは絶対に日本にも来ます。
そして、福岡は今でもダイレクトマーケティングが多いのですが、
見込みユーザー・検討ユーザーは減少傾向にあります。
そんな中、例えてみるならば、従来の狩猟型の見込み客獲得から
農耕型へ変える必要が出てきました。
お客さんをどこからかとってくるのではなく、お客さんをつくっていく。
このような考え方がますます重要になってきているのです。
例えばニキビの応援サイト、ニキペディア。
世の中のニキビにお悩みの方に向けて、「ニキビ×◯◯」に関する情報を沢山の
記事で提供しており、悩みがあってもここにくれば解決できるような内容になっています。
このサイトを作っているのは、ニキビケア商品「プロアクティブ」を販売している
ガシーレンカージャパンさん。
消費者がニキビに悩む→ググる→ニキペディアで悩みを解決するという流れを作ることによって
潜在顧客との接点を持った上で、プロアクティブの購入につながるお客さんを
自らつくり出していく、育てていくことに成功しています。
ユーザーが探しているものをネット上で提供するということは、それ自体がSEO対策にもなりますし、このようなことをすることによって、従来では捉えることができなかった見込み客層が獲得できています。
Q.メディア運用するのって大変?どんな課題があるの?
運用している企業に対して行った、アンケートでは「取り組む上での課題は何か?」に対して、「良質なコンテンツ製作」が最も多い回答でした。
従来はコンテンツ製作にあたって、専属のライターと契約したり、社員をあてたりするケースが多く、コストもかかり、ネタもつきやすいということがありましたが、
クラウドソーシングの登場によって、アウトソースをする企業が非常に増えています。
また、外部のリソースを活用しながら運用している企業に対しての質問で
「アウトソーシングしている業務はなにか?」について一番多かった回答もダントツでコンテンツ製作でした。
やはり定期的にコンテンツを量産していくのは簡単ではないので、まずは製作リソースを確保することが大切ですね。そしてただ製作すればよいというわけではなく、そこでの質を担保することが重要になってきます。
質を担保していく上では、ビジネスの基本ですが、PDCAをまわすことが重要です。
デジタルの強みはデータが取れること。その強みを生かして、ただ記事を書くのではなく、書いた記事に対して目論見通りの反応が得られたか検証を行うことができます。
思い通りにいかなかった部分については、改善策を考えそれを実施してみて再検証。その繰り返しを行なっていきます。
具体的には読了率や、滞在時間などをみながら、内容の改善をおこなったり、表示のさせ方を見直したりしていますが、きちんとPDCAをまわせば必ず結果を出すことができます。

内容に関する質問についても活発に行われ、コンテンツマーケティングに対する関心度がとても高いことが感じられました。まだ実践している企業が少ない福岡においても今後ますます広まっていきそうです。
最後に両氏から結びの言葉であったのは、「まずは、怖がらずにいろいろ実践してみてください」とのこと。またランサーズでは西日本新聞メディアラボと協業し、九州でコンテンツマーケティングを広めるべく、セミナーを実施中。そもそもどういうものなのか?というところからはじまる、コンテンツマーケティングの基本がわかる内容で、無料で受講できます。興味のある方は問い合わせを。